晩酌人とは式当日に立ち会い、二人の結婚を列席者に報告する役目を負っています。
そう記すと仲人と同じようなものなのかと思う人が多いのですが、晩酌人という呼び方は「結婚式当日に特化したもの」だと言えるので、仲人が立てられている場合、その人が兼任するのが一般的です（最近では式場側が用意した司会者や新郎新婦自身がそれを担当する場合が増えています）。
晩酌人とは、その立場上結婚する二人のことをよく知る人でないとできません。
そのため、職場結婚であればそこの上司が、同級生同士の結婚であれば恩師（元担任教師）がそれを引き受ける傾向にあります。
そう言うと、新郎新婦よりだいぶ年上の方でないといけないという印象を受けますが、規則やマナーとして年齢制限は設けられていませんので、学生時代に親しく付き合っていた先輩などに頼んでも構いません（両親や親族に事前説明して、その了承を得ておいた方が好ましいです）。
いずれにしても、結婚後も良好な関係を保てる人に頼むとよいでしょう。
